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3-5 「ワンマン社長」としての大川隆法の力量

2009/12/14 06:25  Category:「虚業教団」 関谷晧元

                    第3章  「裸の王様」 への道


  「ワンマン社長」としての大川隆法の力量

〈幸福の科学〉における大川隆法の管理術は、もしかすると中小企業の経営者にはいい参考になるかもしれない。それは冗談とするにしても、そう思わせるほど鮮やかな手腕を彼は振るった。
 一つは、優秀な才能を発見し、どんどん抜擢していく人材の登用法である。
 この会では、すべてがランク付けされる。この世界そのものが、十次元とか十三次元にもおよぶピラミッド型の世界なのだ。私たちの魂は、その次元を一つでも上へ昇るために修行している。その修行というのは、大川の、あるいは大川を通して現れた霊の説く神理を学習することである。

 学習さえすれば、高次元へ行くことができる。〈幸福の科学〉では、実践は必要なかった。愛を実践するのでなく、愛とは何かを学ぶことでより高い次元へ進む。その学習成果を、試験・レポートというかたちで絶えずチェックされるのである。
 この試験・レポートが、優秀な才能の発掘に役立った。
 頭のキレる者、営業センスのありそうな者、人脈の豊かな者はどんどん登用していく。
 同時に、会員の獲得で好成績をあげた人間も次つぎに重く用いられた。
 私も、大きな顔で批判する立場ではない。私の退会時にいた一〇〇人ほどの本部職員はほとんど私が直接面接し、採用を決めた人たちだったのだから。会を退めたことも、こんな文章を書くことも、彼らへの裏切りになるとは重々承知している。その罪も自覚している。だが真実を書かずに済ますほうが、さらに大きな裏切りではないか ──。

 人材登用もさることながら、切り捨てや左遷、格下げのほうに、主宰先生はいっそう鮮やかな手並みを見せた。
 何かの方針を実行に移す場合、大川自身は決して表舞台に立たないことはすでに述べた。必ず幹部の一人を通して指示を出す。もし失敗しても幹部の責任となり、大川はむしろ同情される立場になる。
 こういう自己保身を図るのも、教団トップとしては止むを得ないことかもしれない。絶対である教祖に、間違いは許されないのである。
 そのいい例が、フライデー事件だろう。

 写真週刊誌フライデーに、大川にうつ病の病歴があると載ったとき、対抗策を練るために幹部に招集がかかった。紀尾井町のビルに四〇人ほどが集まり、会議が開かれた。講談社断固許すまじという武闘派と、たかが写真誌の根も菓もない中傷など放っておけという穏健派に分かれ、カンカンガクガクの議論がおこなわれた。
 議論は白熱するばかりで、なかなか決着に至らない。
 詳細は後に譲るが、その時大川が打った手も、一人のキーマンを通じて全体を動かすという方法だった。

 すでに二年前に退会していた私は、その場にいない。これは、そこに参加していた複数の人から聞いたものであるとお断りしておかなければならない。しかし話を聞きながら、私にはその光景が見えるような気がした。相変わらずである。以前とまったく 同じ自己保身のテクニックが使われている。
 講談社に対する挑戦が、世間の顰蹙を買うかたちで挫折した今、その幹部は詰め腹を切らされるように、○○支部にまわされている。 また、テレビの討論番組にも出演して大いに気を吐いた大沢敏夫も謹慎を命じられているという。

 私のいた頃から、大川は幹部職員の首を頻繁にすげ替えた。何かあると、すぐに地方の支部へ飛ばされる。そこで会員獲得に功績があれば、また本部へ呼び戻す。ひどいときは、三ヵ月も置かずに配置替えになる。一人の人間を長く身近に置くことに、何かの恐れを抱いているかのようであった。

 もし、私があのまま会に留まっていたら、この第一の大黒天も、どこかの支部へ飛ばされていたに違いない。
 支部長と本部の最高幹部では、天と地ほどの違いがある。一方は、会員集めや寄付集めに奔走しなければならない。しかし他方私たちは、本部の大先生である。地方へ講師として行けば、下にも置かない歓迎を受ける。女性にとりまかれ、握手やサインまで求められる。三日やったらやめられない、というところだろうか。

 しかし、信じ切れない宗教団体の幹部でいることが、私には苦しくてならなかった。たとえどんなに給料をもらおうと(八九年当時、「来年は年収一〇〇〇万にしてやるぞ」と主宰先生はおっしゃっていた)、本部の大先生といかに崇められても、自分が信じ切れないものを信ぜよと説く。これ以上の拷問はないのである。



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