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5-3 必然的だったフライデー事件への道

2009/12/14 06:36  Category:「虚業教団」 関谷晧元

                    第5章  さらば、〈幸福の科学〉よ


  必然的だったフライデー事件への道

 私たちの〈幸福の科学〉では、大川隆法の説く「愛」「知」「反省」「発展」の四つが幸福の原理とされた。しかし今の会には、「発展」だけが残り、ほかの三要素はすっかり抜け落ちてしまったという印象が私には強い。

 まず、愛。主宰先生には素晴らしい愛の言葉がある。しかし、愛の実践はどこにも見つからなかった。実践なき愛に何の意味があるだろう。 "与える愛" などという言葉は知らなくても、生活の中で自然にそれを実践している人たちのほうが、はるかに高次元の魂である。
 自宅前の道を掃くついでに、隣の家の前も掃いている主婦。電車の中でお年寄りに席を譲る少女。夜遅くまで同僚の残業を手伝ってしまうサラリーマン。大川の本を読んで愛の発展段階をおぼえる前に、会員はそういうありふれた愛の実践をおこなっているだろうか。もし、"伝道は与える愛の実践です" (大川きょう子 『愛を与えることの幸福』)などと言うのなら、あまりにも人を喰った話ではないか。

 次に、知。私たちはこれを求めてきた。そのために学習団体をつくった。しかし大川が導入した試験制度は、彼の神理を一方的に受け入れるだけの "受験勉強"に学習を変えてしまった。考えるという、本来の学習は必要ではなくなったのだ。
 ── 宗教法人 「幸福の科学」は"人間にとってほんとうの幸福とは何か" というテーマを考えていく人びとの集いです。
 会の出版物にはそう書かれている。しかし自分で考える人間は、阿南のように去っていかなければならない。〈幸福の科学〉では考えてはいけないのである。

〈幸福の科学〉の優等生になりたい、試験でいい成績をとって表彰されたい読者のために、かつての採点者として、受験テクニックをご披露しておこう。回答には、体験的な含蓄のある話は避けること。霊言集の暗記に精を出し、抽象的な理論を展開し、できるだけきれいごとで終わらせること。実人生の体験から神理を語るようなことは、ゆめゆめしてはならない。どんなに神理に迫っていても高く評価されない。

 さて、三つ目は反省である。イエスも仏陀も最初に反省を訴えた。ときには、それを厳しく強いてもいる。大川も幸福の原理の一つに反省を挙げた。


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 自分の心を見つめる反省こそ最高の修行法である、と説いたのは高橋信次である。想念帯の曇りを反省によって取り除いていけば、誰でも本源の神に通じることができる。それが彼の教えの核であった。大川が反省を挙げるのも、こうした高橋の教えの影響を強く受けているからだろう。

 しかし〈幸福の科学〉には何の反省行もなかった。そこが大きな問題であると、私は常々感じていた。最近になって九〇年二月の 『実践反省法講義』のテープを聞いてみたが、そこにも、世間で言われているような"軽く浅い"説法があるだけだった。
 この講話でも大川は、反省が天上界につながる絶対条件であると一応は述べている。高橋信次そのままだから、そんなことは高橋の本を読めば誰にでも言える。しかし知らない人はここで、「大川隆法はすごい」と思ってしまうのである。大事なのはそんな理屈ではなく、ほんとうの反省があるかどうかである。
 では、大川の反省法とはどのようなものか──

①「小欲知足」を理解しなさい。
②他のせいにするな、原因はすべて自分にあると理解しなさい。
③自分の欠点を修正していく努力が大切であると理解しなさい。

 この三つが講義の柱になっている。頭で理解することと反省とは、まるで違うはずだが、それは措くとしよう。講義の後に、大川による反省瞑想指導がある。
「ハイ、足ることを知らないでいた自分について思い出してください」
 そして、一五分ほど無言がつづく。そのあいだ参加者は、足ることを知らなかった自分を必死で思い出しているのだろう。
「過去、他人のせいにしていたことがなかったかどうか、思い出してみてください」
「ハイ、自分の欠点を直す努力をしたかどうか思い出してください」

 信じられないことに、これが 「実践反省法」 のすべてだった。なんとつまらない反省であろう。こんなものでは、そこにいた全員が、もうそれっきり自分からは二度と反省などしないことは断言できる。反省といっても、〈幸福の科学〉 ではこの程度なのだ。
 反省のないところに、正しい発展はあり得ない。
 あのフライデー事件も、反省なき発展の結果ではなかっただろうか。



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